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猫のかかりやすい病気一覧(抜粋)

病名 おもな症状
猫下部尿路疾患(FLUTD)膀胱から尿道までの下部尿路におこる様々な病気の総称のこと。
尿路結石症 泌尿器に結石が詰まる病気。トレイの回数の増加、血尿、排尿時に痛がる、粗相するなど。
膀胱炎 頻繁にトイレに行く。血尿が出るなど。
膀胱腫瘍 トイレに行く回数が増える。血尿が出るなど。高齢猫は要注意の病気。
尿道炎 尿道の粘膜に炎症が起こる病気で、不自然な格好での排尿、陰部を舐めるなど。
尿道閉塞 尿石症の猫がかかり易い病気。トイレの回数の増加。1回の尿量が少ない。オスは注意。
急性腎不全 心臓病のある猫、尿石症の猫は注意。食欲がない。飲水量が減る。尿の量が減るなど。
慢性腎不全 水をたくさん飲む。トイレの回数が増えるなど。6歳以上の猫は要注意。
腎炎(糸球体腎炎) 体がむくむ。食欲が落ちるなど。
腎臓腫瘍 食欲が低下。飲水量が増加。排尿回数が増加など。猫白血病ウィルスに感染した猫は要注意。
尿毒症 激しい嘔吐を繰り返す、口からアンモニア臭がするなど。一刻を争うとても危険な状態!

尿検査を受けよう!
腎臓病の早期発見に有効なのは尿比重。尿比重は屈折計で測定する。かかりつけの動物病院で依頼できます。環境によって数値の変動があるので最低3回は検査が必要です。その場合、尿は自宅で採取すると検査がスムーズです。

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